事故惹起者コースの詳細
事故惹起者コースの目的
大きな事故、小さな事故に関わらず、事故を起こすと企業のイメージを低下させるばかりでなく、
費用的負担、時間的負担など、また事故を起こした本人の社会生活にも大きなダメージを与えます。
企業内でも多くの方はほとんど事故を起こさないが、ある特定の方が全体の中で高い確率で事故を起こしている傾向も多く見うけられます。
この研修は、事故を起こしてしまった方を対象とした講習内容になります。
実技講習で、「急ブレーキ」、「回避」、「スラローム走行」など行う場合があります。
日常の運転で行わないような「急ブレーキを目一杯踏む」、「障害物を急ハンドルで避ける」という操作を実践します。
このような動作は事故に被害を最小限にする為に必要となってくる動作です。
教習所コース内でインストラクターも同乗するので安全に体験できます。
事前にご提出頂いた資料を基に研修時に運転者の性格特性・運転技能の両面から事故傾向を分析し、自己特性に気づいて頂き、徹底解明していきます。
「今後はこのように注意して運転していかなければ!」と本人の「気づき」を育成することで、今後の事故を起こさないようにしていきます。
事故惹起者コースの時間割(例:1日間コース)
6時限(8時50分〜16時30分)
※基本は6時限以上ですが、当校では独自の講習を追加して
7時限以上のカリュキュラムを組むことが可能です。お申し込みの際ご相談下さい。
時間 | 指導項目 | 具体的内容 |
---|---|---|
8:40〜08:50 | オリエンテーション | |
08:50〜09:50 | 交通事故に関わる運転者の生理的および心理的要因並びにこれらへの対処方法 | 適性検査73-C |
10:00〜10:40 | 交通事故に関わる運転者の生理的および心理的要因並びにこれらへの対処方法 |
動体検査 動体視力計、夜間視力計 視野計、反射神経測定 |
10:50〜11:40 | 安全運転の実技 |
基本走行、法規走行 狭路走行、車庫入れ |
11:40〜12:40 | 昼食 | |
12:40〜13:30 | 危険の予測及び回避 | 死角の検証、車種別急制動、右直事故検証 右折の死角、急ブレーキ、回避 |
13:40〜14:30 | 交通事故を防止するために留意すべき事項 | 自走事故防止、車種別距離感 バックモニターの死角 |
14:40〜15:30 | 安全運転の実技 | 基本走行、法規走行 狭路走行、状況判断 |
15:40〜16:25 | 事業用自動車の運行の安全の確保に関する法令 交通事故の事例の分析に基づく 再発防止対策 |
交通事故の現状と対策 遵守すべき法令 技能の解説 適性検査の解説の事故対策 動体検査の解説と事故対策 空間認知能力 |
16:25〜16:30 | 修了式 |